「13歳からのアート思考」
中学・高校の美術教師である著者が、6つの作品を通じてアート思考を分かりやすく解説。20万部超のベストセラー。「花」「根」「興味のタネ」のメタファーでアートの本質に迫る。
『13歳からのアート思考』は、中学・高校の美術教師である末永幸歩氏による2020年の著書です。ダイヤモンド社から出版され、20万部を超えるベストセラーとなりました。
本書の特徴
本書は、モネ、ピカソ、カンディンスキー、デュシャン、ポロック、ウォーホルという6人のアーティストの作品を題材に、アート思考を分かりやすく解説しています。
各章は「授業」の形式で構成されており、読者自身が考え、体験することを促す構成になっています。
「花」「根」「興味のタネ」
本書で最も印象的なのは、アートの営みを植物に例えたメタファーです。
- 花 — 目に見える作品(アウトプット)
- 根 — 目に見えない探究のプロセス
- 興味のタネ — 自分だけの興味や疑問
美術館で見る「花」だけがアートなのではなく、アーティストが地中で根を伸ばす探究のプロセスこそがアートの本質である、と本書は主張します。
影響
この書籍は、日本においてアート思考を一般に広める大きなきっかけとなりました。ビジネスパーソンから教育関係者まで、幅広い読者にアート思考の概念を伝えています。
本書の著者・末永幸歩氏については末永幸歩のプロフィールを参照してください。本書で解説されるアート思考の基本概念はアート思考とは何か、デザイン思考との比較はアート思考 vs デザイン思考で展開しています。
書誌情報
- 末永幸歩(2020)『13歳からのアート思考——「自分だけの答え」が見つかる』ダイヤモンド社、ISBN: 978-4478109182