書籍
「13歳からのアート思考」
中学・高校の美術教師である著者が、6つの作品を通じてアート思考を分かりやすく解説。20万部超のベストセラー。「花」「根」「興味のタネ」のメタファーでアートの本質に迫る。
Art Thinking: Crossing Intelligence, Imagination and Innovation
ビジネスと芸術の交差点に立つ起業家・イノベーターのための思考書。「どこに向かっているかわからなくても前に進む」ための思考法を、アーティストの実践から抽出する。日本の経営者・新規事業担当者が英語圏で最も参照するアート思考関連書の一つ。
アート思考——ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
元・金沢21世紀美術館館長の著者が、ビジネスにおけるアート思考の活用を体系的に解説。「アートは問いを立て、デザインは答えを出す」という対比が印象的。
書評『Artful Making』ロバート・オースティン&リー・デヴィン — 演劇の制作論が解く「予定調和の罠」
ハーバード・ビジネス・スクール教授とスワースモア大学の演劇教授が共著した異色のマネジメント書。演劇の稽古・本番サイクルから「反復と即興の経営学」を抽出し、産業的製造とは根本的に異なる創造的プロセスの論理を示す。
書評『アートと恐れ——ものをつくることの、恐れと報酬』
「ものをつくる恐れ」を正面から扱った1993年の古典。量を課されたグループが質を追求したグループより優れた陶芸作品を作ったという話が象徴するように、本書の一貫したメッセージは一つだ——アートはつくることで生まれ、考えることで生まれるのではない。クリエイティブな実践を仕事に持ち込むあらゆる人に刺さる、恐れへの実践的な応答。
書評『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』秋田麻早子——感性ではなく「構造」で絵を読む
「絵を見るのは感性だ」という思い込みを丁寧に解体する一冊。フォーカルポイント・視線誘導・バランス・構図の法則を名画の実例から抽出し、「見ることは技術として学べる」ことを証明した美術史研究者の実践書。ビジネスパーソンの観察力・プレゼン設計・資料作成に直結する視覚的思考法として読める。
書評『経験としての芸術』ジョン・デューイ
1934年に刊行されたデューイの美学の主著。「経験」こそが芸術の本質であるという論旨は、ビジネスにおける顧客体験設計とプロダクト哲学を根本から問い直す思考の基盤になる。
書評『見ることの意味』ジョン・バーガー
「見ることは言葉より先にある」——バーガーの1972年作は、BBCドキュメンタリーシリーズを元に、西洋絵画の見方・女性表象・広告・所有の関係を問い直した。ビジネスにおけるブランドビジュアル、顧客の「見られ方」設計、権力とイメージの関係を考えるための根本的参照点。
書評『脳の右側で描け』ベティ・エドワーズ
「見ることを学ぶ」ための描画教本として世界的に読まれてきた本書は、同時に、観察とビジネス思考を根本から問い直す実践的な思考書でもある。なぜ私たちは「見たいものしか見ない」のか——脳科学と美術教育の交差点から、アート思考の基盤に迫る。
書評『発想する会社!』トム・ケリー
IDEOの共同創業者トム・ケリーが、世界最高のデザインファームの創造性の実践を公開した名著。デザイン思考の方法論だけでなく、創造的組織文化の作り方を生き生きとした事例で描く。アート思考的な発想プロセスの源泉を理解するための必読書。
書評『美的思考』ポーリーン・ブラウン — LVMHが実践する美的センスの経営学
元LVMH北米会長ポーリーン・ブラウンが論じる「美的知性(Aesthetic Intelligence)」の経営論。センスは天賦の才能ではなく、訓練と実践で高められる能力であり、ビジネス競争力の核心であることを事例を通じて示す。