アート思考——ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
元・金沢21世紀美術館館長の著者が、ビジネスにおけるアート思考の活用を体系的に解説。「アートは問いを立て、デザインは答えを出す」という対比が印象的。
『アート思考』は、元・金沢21世紀美術館館長であり東京藝術大学教授の秋元雄史氏による2019年の著書です。プレジデント社から出版されました。
本書の特徴
秋元氏は長年のアート界での経験をもとに、アートの思考法がビジネスにどのように活用できるかを体系的に解説しています。
特に「アートは問いを立て、デザインは答えを出す」という対比は、アート思考とデザイン思考の関係を簡潔に表現した名言として広く引用されています。
主な内容
- アートとビジネスの接点
- 「美意識」とは何か
- VUCAの時代になぜアートが重要か
- アート思考を経営に取り入れる方法
- 世界のアートとビジネスの最前線
影響
本書は、ビジネスリーダーやイノベーション担当者の間でアート思考への関心を高める契機となりました。末永幸歩氏の『13歳からのアート思考』と並んで、日本のアート思考ブームの火付け役の一つです。
本書の「アートは問いを立て、デザインは答えを出す」という視点はアート思考 vs デザイン思考で詳しく展開しています。美意識を軸にした経営事例としてエルメスのアート思考経営も参照してください。
書誌情報
- 秋元雄史(2019)『アート思考——ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法』プレジデント社、ISBN: 978-4833423335